成田山
雨も上がり、成田山に着きました。
流石、成田山、大きいです。 案内図では、左に上り坂があり、飲食店やお土産屋さんが並んでいるようです。
この旅行の特典である「おせんべい」も坂の途中にあるようで、早速、おせんべい屋さんに行きました。
成田山のうなぎ
おせんべいは、雷屋というお店で券と交換でもらえました。
途中のウナギ屋さんに入りたい欲望との闘いでした。
沿道には何軒ものウナギ屋さんが並んでおり、見える場所でウナギをさばいたり、焼いたりしており、もうたまりません。
なぜ、ウナギ屋さんが多いのかというと江戸時代に生活が豊かになってきたころ、行楽としての「成田詣」が流行ったそうです。
そのころ、江戸では、「土用の丑の日」が習慣として定着しだしたころ、うなぎが栄養満点で江戸から来た行楽客へのおもてなし商品として成田山の商人たちが店を構えるようになったのが始まりだそうです。
成田山近くでは、60軒ものウナギ屋さんが腕を磨いているそうです。時間的にも成田山に着いたのが12時前、滞在時間が1時間弱だったので、残念でした。因みに 元禄時代になると市民生活が豊かになり、成田詣と言われるように江戸から行ける行楽地として成田は繁栄しました。
門前町の旅館では、江戸でうなぎの人気が高まるにつれて夏場のうなぎ料理を名物とし、お客様をおもてなしし喜ばれました。当時の成田詣は徒歩の旅。
長い旅路の疲れには、うなぎ料理を食べて元気になっていただこう!という成田の先人達の想いを感じます。
この名残で、成田山周辺を中心に成田市内にはうなぎ料理を出すお店が今でも数多くあるので、欲を言えば、ウナギが食べたかった。
お参り
おせんべいをゲットとして、お楽しみのお参りです。
正面から入って本殿へ、右手の三重塔を見ながらお参り。
そのまま、三重塔の逆方面に「お稲荷さん」を発見、商売繁盛を祈願をしようと向かっているとお稲荷さんの前におじさんが!
お参りのための「燈明、お稲荷」を200円で販売していました。 お参りセットを持って、お参りを行きましたが、いろいろとお願いが有りすぎて、周りから引かれたのではとちょっと心配になりました。
時間のこともあり、そうそうと境内を見て回ったのですが、とにかく「広い」。歌舞伎の市川團十郎との縁も深い成田山(掛け声が「成田屋!」)なので、ゆかりの場所などもあり、新しく建立された物があったり、公園があったりと本当に広いです。
歩き疲れた私は、この旅行の特典である「どら焼き」をもらいにバスの止まっている「旅の駅 海老屋」さんに戻り、引換券と交換してどら焼きとお茶を頂きました。 最初の方で少し雨が降ったりと本当に天気には左右されっぱなしでしたが、楽しい時間でした。
宝石工場
このホリデーの旅行の最後は、「宝石工場」見学。無料の旅行ですが、この工場が一部旅費を負担しているので追加参加者がなければ実質無料となります。
ジュエリーメーカー『Be-NAS』(ビーナス)という日本でも有数のジュエリーメーカーの直販事業部が独立してできた会社だそうです。
私は、宝石に興味がなかったのですが、事前の会社と商品説明の際に、ゲーム大会みたいなものがあり、誕生石や宝石トリビアのようなクイズがあり、正解してもしなくても参加賞として「パック」がもらえるのですが、皆さん楽しそうに参加されてたくさんパックをもらっていました。
見学も終わり、立川に向かって帰ります。どうしても天気に左右されてしまい、少し遅くなりましたが、無事、集合場所にもどり、解散となりました。
雨さえなければもっと滞在時間が長くなったのですが、こればかりはどうしようもありません。 無料でいろいろと旅行ができるホリデーの日帰り旅行ですが、満喫したと言っていいでしょう。添乗員さんに聞いたのですが、ドラックストアや商業施設などで申し込みを受けているらしいので、また申し込みができるならしてみたいです。また、あまり懸賞などが当たらない私でもあたったのがうれしかったです。
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